人生初の4DX上映を今更ながら観てきました!!!
作品は『レディ・プレイヤー1』です。
オタク少年が己のオタク知識で謎を解いてく展開アツいよね。シャイニング部分めっちゃ笑った。
人から誘われ、「4DXか~聞いたことあるけど体験型?のやつだよな。一度くらい観てみっか!」の気持ちで行ったのですが。
これ、自分のような三半規管その他もろもろに不安を覚える人は
「おいそこのお前、本当に大丈夫か?」を最低8回は己に問いかけた方がいいですね?
他の人の意見も知りたくて探しても、
「酔うと思ったけど意外と大丈夫だった!」的な感想が多いので、自分が過敏になりすぎなのかと思ったんですが、
私には合いませんでした…多分(9割方)もう行く事はないと思います…。
そして行くからには絶!対!自分は大丈夫そうかの下調べをしておいた方がいいです。
ここではそれを怠った私の感想&体験談を書いときます。
私の見たユナイテッドシネマの4DXについてはこちら
そして自分のスペックとしてはこんな感じ。
- 小さい頃はバス酔いや飛行機酔いでよく酔ってはリバースしてた(大人になった今はほぼ治ってる)
- でも船酔いはいまだにしやすいので、船に乗る時は酔い止め必須
- 顔周辺に行き先の分からない強めの風が当たると息苦しくなる(ドライヤーは操れるから問題なし)
- 「(簡単に)○○することができない」という状況に不安で動悸がする
- 絶叫系アトラクションが苦手だ
…いやこれなんで4DX観たんだよ。でも一度どんなもんか体験したかったから仕方ない。
ちなみになんとか無事最後まで観られたことは先に述べておきます。
上記に共通しそうな項目がある方、そして注意書きにやばいかもと少しでも思った方は、ちょっと行く前に心しておいた方がよいかなと思います!
「Foooo~~!最!高!」と楽しめる方はうらやましいので目いっぱい楽しんできてください。遊園地みたいよね。
食事はだいぶ前に取るか、鑑賞後にしよう
「観る前にご飯にしようか?休みだし軽くお酒とかのんじゃって~」
といった私のような考えをお持ちでしたら、やめた方がいいです。
今の私ならなんでそんな映画以上にスペクタクルなことすんだよと熱く説きます。
結局一緒に観た友人のおかげで食事は鑑賞後になったのですが、あれがなかったら最後まで座ってられなかったかもしれない。
ガッコンガッコンギュインギュイン揺れるし動くし振動するし傾くしで、ただでさえ遊園地のアトラクションさえ乗り慣れない自分には、凄まじい緊張感&焦燥感でした。
(自分は最後までこれに耐えられるのか…?!やべえ所に来てしまった…!!!)という気持ちで冒頭30分は全く内容に集中できませんでした。くやしい
飲み物はケチらず劇場のものを買おう
乗り物酔いしやすい人はやられてると思うんですけど、「酔いそうになったら水分含んで口の中を湿らせる」ってことしませんか。私は絶対これをやります。隣にはいつも水分がいてほしい。
その飲み物、もしペットボトルとか持ってきてしまったら持ち込めません。
私はそれを調べてこなかったうえ、館内に書いてあっただろう案内もろくに見ず、結局スタッフの方に預けることになりました。
買いに行く時間もなかったため、これからの2時間半(約)を『安心の源=水分』を手放して過ごす不安が一気に襲ってきてしまい、それも心身への負荷をかける一端となってしまいました。
いやーこれが一番先に調べておくべきことだったな。猛省。
ちなみにポップコーンですが、終映後、出口へ向かう通路に綺麗に飛び散った跡が見られました。抱えておくのも大変だと思うので、ポップコーン向きではなさそうですね。
途中退席がしづらい
さらに不安を煽る要素がこれでした。
座席は4席で一つになっているのですが、アトラクションのような椅子から、どのタイミングで降りたらいいかを見極めなきゃならない感じですね。
トイレ行きたくなったらどうすんだろと、頭の中をトイレが占拠した時もありました。
ちなみに先述の4DX説明ページには
安全の為、座席の上に立ったり、上映中に席を離れ歩くなどの行為はご遠慮ください。
と書かれてます。でも本気でヤバくなったら出るしかないよなあ。
まあやっぱり危険なので、奥側の席だったりしたら動く座席の前とか通れないもんな。スタッフさんどこかで見ててくれるのかしら。
2時間越えの長い映画は要注意ですね。
心配のある人は、もしもの時のために通路側の席を取った方が心落ち着けると思います。というか本当にやばいと思ったら遠慮なんかせず退席しましょう。何より自分の体調が大事です。
しかしこの「すぐ不安を回避できない」状況ってほんと苦手。
楽な服装で行こう
ゴインゴイン揺れるし動くしなので、きつい服とか、ベルトとか、締め付ける下着とかはやめてゴムとかの楽ーな格好で行った方がいいです。
乗り物酔いマスターの人々には常識なことですが、ここにも当てはまると思います。
ちなみにカバン等の荷物はスクリーン入る前にロッカーがあるので、そちらに預けます。
風や水で寒く感じるかもしれないので、はおるものくらいはその時々で持ってくか考えた方がよいですね。ひざかけ借りる手もありますが。
やばそうと思ったら色々オフにしよう
何のための体験じゃいって感じですが、私は映画開始2分くらいで
水オフ
そして
3Dメガネオフ
をしました。
水はそこまで頻度が多い訳ではなかったけど、映像と共に与えられる臨場感にドッキドキが止まらなかったので、すぐにオフしました。
手元にON・OFFスイッチがあるので、これはありがたい。
そして3Dメガネオフ!!
恥ずかしげもなく書くと、私は3Dも決して得意じゃない。3Dだけだったら見られたかもしれないけど、超高精細映像+他感覚刺激の威力が耐えられず、スッ…とメガネを降ろしました。
そのため全編うっすらダブった映像で観てたんですが、意外といけますね。ガンダムにグッときて泣きそうになってしまった。
まとめると
いやほんと、ものすっごい疲労感…!!!!
翌日軽く筋肉痛になりました。どんだけ身体に力入ってたんだ。
まあそこまで車酔いみたいな感覚にはならなかったんですけどね。それだけが救い。
好きな人は絶対好きだし、映画の世界観に自分も入れるような絵本入り込み靴感、すごくいいなあと思います。
ただちょっと不安要素のある方は、事前準備をしっかりして臨んだ方が、邪魔するものなく映画を楽しめると思います!
酔い止め飲んだらいい話かもですが、私は映画観る=テレビ見る・本を読むと同列の日常の娯楽なので、そこまで気合入れたくないんですよね…
よそからの感覚をもらいすぎる人、感覚を使いすぎる人は疲れてしまうんでないかなとも思うので、要検討してみてください。私は大人しく観ることにします。
今は家で楽しめる動画配信サービスも充実してるので、映画館通いと共にこっちも楽しんでます。
ビデオパス、すごいのがTOHOシネマズの映画料金が毎週月曜1,100円になることなんですよね。しかも同伴者1名もOK!
誰かと一緒に行った時、どちらだけが割引料金とかになるのちょっと気にしてしまうので…こういうの分かってるなあと。
毎月1日や水曜レディースデー狙いで映画館に行ってる身なので、いい特典だなあとつくづく思います。
▼映画についてはこんな記事も書きました。